『シリーズ会員対談』第二話

 こんな方もいます・・・青年部会員の熱い思いを対談にしました。


対談者

            

中野 聡 副会長             内山 正之さん

(青年部)               (青年部)

光洋ビジネス 株式会社 専務取締役    有限会社 西日本出版社 代表取締役

平成18年度 吹田商工会議所青年部副会長   平成181月入会

            

大枝 正人さん              司会 中上知穂子さん

(シニア会員)             (青年部)

大枝印刷 株式会社 代表取締役社長       エース証券 株式会社 主任

対談 「豊味園」にて

 

三人寄れば文殊の知恵!?次々と、面白い話題が飛び交う。

仕事への情熱、OFFの過ごし方、世の中との関わり、

吹田の今昔物語に、ラストは感動の家族愛!!

 

 

 

司会:江坂の焼肉屋さん「豊味園」におじゃましております。今回の出演者、シニア会員から大枝さん。青年部から、中野さん、内山さんにお越し頂いております。それでは早速自己紹介からお願いします。

 

大枝:シニア会員の大枝です。吹田元町で、印刷業しております。よろしくお願いします。

中野:中野でございます。吹田の金田町で、事務機の販売会社をやっております。よろしくお願いします。

内山:内山です。超麺通団3 『さぬきうどん』の本で去年は大ヒットしました。今は、『聖なる酔っ払い伝説』の本で、酔っ払いの本を作っております。

中野:これ売っているんですか?本屋さんで?

内山:ええ、これはもうベストセラーになった。“UDON(うどん)”っていう映画になったんでね。あれのモデルになった人に、書いてもらったんです。

他三人:ほぉう…。

 

 

私の趣味は…、「仕事」、「投げ釣り」「サッカー観戦」。

遊びの延長のような現場、ホラ吹きか自慢話も出る、

三人三様。さて、いっちゃん饒舌な御仁は?

 

 

司会:早速、対談のテーマに移らして頂きます。一つ目が、私の趣味。本の話も出ましたので、まずは内山さんから。

内山:本読むのが趣味で、映画観るのが趣味で、芝居観るのが趣味で、旅行が趣味やけど。これがそのまま仕事になっちゃっているので。人と会って、旅行って、本を作って、それを売りに歩いているんでね。なんか、趣味と仕事と分けちゃうと、趣味ってないですね。

大枝:ええやんか。仕事が趣味で。

内山:だから、逆に、「普段から遊んでるだけ」という噂もあります。(苦笑)

中野:うどんも、趣味ですか?

内山:ええ、うどんも趣味ですけど。たこ焼きを作った時は、たこ焼きね。4ヶ月くらい、毎日たこ焼き屋を100個くらい食べて廻っていたんでね。うどんの時は、そういううどんばかり、食べ廻っているし。11月には蕎麦の本も出してしるんで、越前で、越前の卸し蕎麦を著者と一緒に廻ってね。食べ歩いて、ここええなとか、あかんなとかね。毎回、そういう意味では、趣味が変わりますね。

中野:食べるもの、多いですか?

内山:うちは、地方発信をテーマにね。地域から発信していくというのがテーマなんで。地域にあるんが、やっぱり、食に偏ってくるんですよ。徳島の吉野川の政治問題を扱ったものもあるんですがね。全体、各エリアを見ていくと、食っていうのが、面白いのは面白いのでね。

司会:中野さんは、ご趣味は?

中野:実は、皆さんあまり知らないと思うんですけど、釣りが趣味です。

大枝:しっとる。()

司会:私も知ってました。()

中野:だから、投げ釣り。知らないでしょ?

司会:ええ。

大枝:ナゲという魚を釣るンやな。()

中野:ちがうって。() 普通、釣りって、竿、こうずっと持っていて、糸の先途中に浮きがあって。ずっと、待っているのが釣りでしょ。投げ釣りはちゃいまんねん。5mくらいの長い竿の先にね。50gほどの錘ですね。それを力いっぱい抛るですよ。だいたい100mくらい、遠くまでが、釣り場ですね。ま、投げた後は、竿を置いておくだけ。

司会:重たくないんですか?だいぶ、竿を持ってはって。

中野:あ、竿? そ、竿は重いよ。剣道の竹刀を振るような感じでね。その竿のシナリで、飛ばすんですよ。

司会:それが、趣味で?

中野:そう。まぁ、ええ趣味やね。()

司会:月、何回行かれているんですか?

中野:週に2回くらいやね。

司会:週に2回ですか。

大枝:おかしいな、そんなん、仕事できへんやん。

内山:場所はどこへ?

中野:場所はね。吹田から250キロ圏内やね。

内山:ほな、どこでも?日本海も行くし。瀬戸内海も行くし?

中野:ええ。(しきりに頷く)

内山:得意な魚とか?釣り、わかんないですけど…

中野:ええとね。投げ釣りの、メインのターゲットは、カレイとキス。でも、魚種はあんまり選ばないんでね。真鯛が釣れたり、…いろんなね。夜中ほど、多きな魚が釣れます。陸にね、夜中ほど、大きな魚が寄ってくるんですよ。餌の獲得のために、沿海に寄ってくるという習性がありますんでね。

大枝:餌は、目で見えてとりよるん?

中野:ううん…魚やないから、わからんけどね。()

大枝:魚眼レンズ持っているとかさ。

中野:例えば、夜しか、捕獲しにくい魚とかさ。真鯛なんかは、夜に沿海に寄って来て、釣れることが多いわな。間近で観たので一番大きいのは、自分では釣れませんが、80pくらいの真鯛。投げ釣りでね。横から見てね。

他三人:なんや、見ただけかい。(爆笑)

中野:私は、50pしか釣ってません。()

内山:50pでもコレくらいですか。

司会:大きいですよね。

大枝:料理できるの?

中野:ええ、出来ますよ。

大枝:河豚も?

司会:大枝さんのご趣味は?

大枝:しょうもないですが、ゴルフだけですわ。

司会:ゴルフですか。

大枝:あ、子どものサッカー観戦やね。

 

 

青年部発プラスα「好きな事を企画」「名物ブランド創ろう」

「おうちカフェ」「マグロ養殖」「その考え方は正解?!」

ないもんでも、ええやん。やっている内に、名物になりゃ!

 

 

司会:二つ目のテーマに行かしてもらいます。二つ目は、青年部に入会してプラスになったことは?

大枝:そやね。中上さんと知り合いになったこと。マジな話しは、商工会議所の流れがわかった。仕組みがわかった。使い方がわかったこと。それが大きいなと。青年部入ると結構、商工会議所の職員と、交流増えるし。そりゃ、今までと全然違いますね。会員だけの時と。そうすると、自然にああ、こうなってんねんやとか。会議所の事務局はこう考えているんやとか。わかってくる。そしたら、こんな使い方。使い方っていうたらわるいけど、こんな利用の仕方もあるのかなって。

司会:中野さんは?

中野:ええとね、いいにくいんやけども。プラスになったことよりも、自分でプラスになるように、持っていくしかないかな。待っていてもプラスにはならない。例えば、あまりよくない例ですけど、例えば、例会がある。何が聞きたいか。何がしたいか。普通の会員の方は、委員長とか、役員会が決めたことを、FAX受けて、知るだけ。そういう立場やなしに、自分でやりたいことを、自分で決めればいいと。できたら、プラスになったというよりも、自分でプラスになるような立場になってやることが、一番プラスかなと。例えば、これも言いたくないんですけど、僕の趣味が釣りなんで、全国大会とか。必ず、釣りはしているんですよ。決めれられる立場やと、自分の不都合になるような日程は組まない。

内山:それ、ちゃいますやん。それ、おかしいですやん。

中野:違う?内山が、さっき、食べ歩きとか。全国の店とか、日程に縛られ、できないと、せっかく行ったのに、自分の楽しみにもしたいですやん。せっかく行くんであればね。

内山:それは、本部の事務局の副会長をやっている、役得という話で、青年部の話じゃないような気がします。

中野:だから、例会で、こんな話を聞きたいなと思ったら、委員やったら、委員会出て、こんな話し聞きたいんでという企画をあげてもらったらええし。いいってなったら、無理矢理にでもメンバー募って、こんなことしたいんやけれどもって話をして説明するとか。同じお金払っているのやから、自分のできるだけプラスになるように、持ってく方が、僕はいいんじゃないかなと。

内山:決めたことは、プラスにせないかんのは、わかりましたけど、自分で勝ち取ったものって、自分でどっかいった時に、ついでに自分で廻るスケジュール組んだ以外に?

中野:ま、それはそうですね。それは先ほど、大枝さんがおっしゃられたことが表面的といいますか、正当なプラスになっている場面と思うのですけれども、それ以外、やっぱり、人間ですから、それ以外で働いてますもんでね、ま、言い方悪いですけれども、青年部を利用して、ま、やりたいようにしたらいいんじゃないかなと。そういう風に思っております。以上です。

司会:はい。

中野:(内山氏の方を向いて)それ以上、聞かないでください。(笑)

司会:内山さんは?

内山:まだ、よくわかんないんでね。あの、1年目なんで、僕ら、出版業界、物書きの人って、あまり吹田にいないんで、近所に知り合いがいてないんで、逆にね。だから、どちらかっていうと地方行った方が、地方の楽しい連中とつきおうってたりとか、大阪とか、京都、神戸、そこで、一緒にいろんなことやってる方が多いんで、地元に知り合いができたってことが、一番大きいかなと思います。利用の仕方は、まだ、僕、ちょっとわかんないです。

中野:また、教えてあげるわ。(笑)

内山:なんか、これで、うどんなんかね。これで、高松に全国からいろいろ来るようになって、うどん映画祭ってやってますけど、今度、福井の方から、福井も、うどんみたいにならんかな?と、今度一緒にやろうと言われたので、これやっていたから、言われたんでね。全国から、越前卸し蕎麦、食べに来て欲しいっと。たこ焼きなんかも、気持ちとしては、全国から大阪に来て欲しいんやんか。キャラを作っているんで。かわいい大阪を表現したいんでね。豹柄の服着たおばちゃんしか、おらへんとおもているけど。僕の友達の範囲では、おばちゃんでも、豹柄着ている人は、あまりいないんで。そうじゃなくって、大阪って、手づくり雑貨の本場なんでね。

司会:あ、そうですか?

内山:ん、おうち雑貨屋とか、おうちカフェとか、全部、大阪から全国に広がっていったんでね。かわいいラインが大阪には、あるんで。それを進めていることをいま、やっていて。吹田の方には、いま、やってないんでね。なんか、せなあかんなとね。

大枝:クロワッサン作らなあかんな。

内山:クロワッサンは、ちょっとちゃうんで。(笑)そういう、だから、吹田から、できることはないんかなと。絡みたいんで、地元のこともしたいんで。なんかないやろかなという、ネタ探しでね。入らしてもらった、ポイントではありますね。

大枝:なんか、吹田で、ネタないの?

内山:いまんとこ、見つかってないんです。

大枝:ないの?

内山:はい。いま、『あまから手帖』って、雑誌もコラム書いてるもんで。

大枝:ほおう。

内山:『なにわ野菜』の方も、南先生の本も1月に出すんで、多少接触あったら、でてくるんでね。もうちょっとプッシュせなあかんなと。うちの出版物以外であるんですけどね。

内山:ああ、そうなんですか。この本を広めるんで、ま、京野菜なんかも、全国ブランドで、京都から発生した野菜、大きくなっているしね。金沢なんかも、全国発信されてますよね。

中野:あの、マグロ、あきません?

司会:お魚や。(笑)

大内:えっ?!マグロって、大阪本場なんですか?ま、吹田じゃ、捕れないですよね。

中野:いや、捕れヘンなら、作ろうかなて。ナスにしても、京野菜にしても、自生しているもんじゃないじゃないですか。

内山:そうですね。

中野:勝手に種植えて、やっているでしょ。ほんなら、マグロも作ったら?あかんの?

内山:マグロと、大阪の関連が見えないので…。

大枝:駐車場跡地に、作るらしいよ。

内山:あ、マグロの養殖所を!ええ、ああ、近大がやっている?

中野:だから、近大もありゃ、関大もありゃ、学院もあるし。水産学部はないけどね()。うちの息子はね、山口の水産学部に行っているんですがね。日本海側のね。風光明媚なね。僕も、しょっちゅう、行ってますけどね。

大枝:親が行きたいだけやん。(笑)

内山:そういうのも、面白いことは、面白いですけどね。

中野:だからね。あるもんで考えるから、名物とかね。独特のもんって、なかなかできへんのやないかな。だから、ないもんでも、ええやん。やっている内に、名物になりゃ、…20年後になりゃ、ええやん。

内山:そりゃ、そうですよ。まさに、その通りですよね。

大枝:考え方は、正解?ほおう、流石やな。

 

 

吹田の今昔物語、「畳敷きの映画館」「砂利道」「リヤカー」。

昭和30年代の懐かしい街並みを、少年の瞳で語る男たち。

映画“ALWAYS 三丁目の夕日”ようなシーンが甦る。

 

 

司会:でも、ちょうど3つ目のテーマが、“吹田の歩み”について知っていることなんですけど、吹田で有名なもの?

大枝:歩み。知らんね…。

中野:昔、朝日町に、JRの駅前に映画館が三つあってね。

大枝:それは、知ってますよ。松竹と東映と、あと、なんや。吹田映劇?あと、芝居小屋もあったんや。

司会と内山:ええっ?!(驚嘆する二人)

中野:あの辺に、買い物にみんなきてはったんや。

司会:そういう場所だったんですか?

大枝:朝日町にね。

司会:そうやったんですか。

中野:JRの駅前にね。

司会:あの商店街の辺りで?ああ、ダイエーできてますね。

大枝:ええとこでしょ。知らん?

司会:何も…。

中野:映画館の前、アスファルトやなく舗装されてない。砂利道やったんや。

大枝:昔は、映画館って知っている?座敷で、畳敷きやったんやで。

大内:ええ?!それ、いつの時代ですか?

大枝:私ら、ちっちゃい頃。昭和30年代やね。東映の映画館なんて2階は畳。

大内:その頃は、映画館にもお客さんが、こう渦巻いて。すごい行列で?

司会:それは、もう、前に座ってはるだけで?

大枝:そうそうそう。

内山:ぎゅうぎゅうに、詰められるでしょ。椅子席だったら、限られる。

司会:ああ、そうですね。

大枝:学校の小学校のグランドで、映画大会あったの、知らん?知らんやろな。

司会:体育館では、ありました。()

大枝:体育館であった?グランドであったんやで。

中野:砂利道で思い出したけど。その頃、うちの家から服部の松林、堤防に生えている松が見えたんや。

大枝:どっから?

中野:うちの家から。

大枝:ほう、そう。江坂に、なんもなかったんやな。

中野:北大阪急行ができて、あそこから、全然変わっちゃったんや。うちの親父の小さい頃は、家に山羊飼って、山羊の乳搾りしてた。

他三人:へえぇ〜。

中野:それを、売りに行ってたわ。江坂の人は、自分とこで採れた野菜を、リヤカーに入れて売りに行ってた。

大枝:だいたい、豊中に抜ける道って、豊津から、あの道しかなかった?

中野:そうですね。

大枝:後は、全然なかってん。

司会:万博を機に、大きく変わったんですか?

中野:おっちゃんと、おばちゃんが、売りにきはったんが、ビルもんに。それぐらい変わったんや。

 

 

吹田のお気に入り店?「洋食屋」「自販機がドアの店!?」「たこ焼き屋」

舌鼓したくなる旨さから、怪しいけど入りたい不思議な店まで。

時々、脱線しつつも、ぐんぐん盛り上がるグルメ談義。

 

 

司会:それでは、次のテーマに。私の紹介できる吹田の企業(お店)ということで。

大枝:お店はね。焼肉は、富味園って、知ってるでしょ。

司会:ええ。()

大枝:毎日、昼飯食べに来ている、・グールマン。コロッケとかね。JR吹田駅の裏。そこは、なかなか、お薦め。

司会:コロッケがおしいんですか?

大枝:いや、コロッケもやけど、毎日、日替わりのランチが。

中野:駅の?

大枝:三和銀行の裏ぐらいかな。

内山:三和銀行、USJの駐車場の?

大枝:ああ、あの筋と、もうちょっと東、こっち側。

中野:お好み焼き屋?

大枝:ああ、そう、お好み焼き屋の前。

司会:内山さん、おいしいお店とか?

大枝:おいしいお蕎麦屋さん、探してるけど、吹田にどこかない?

内山:焼肉屋とか旨いですよね。後は、ほかに知らないな。基本的には、日本中の店を廻っているんでね。大阪の家で原稿書いて、居ない時は、車で日本中の店を廻って、行商しているんでね。そのタウン誌の編集長とかに会って、どこがいいとか、やっているんで、逆に地元とかは弱いんですよ。

中野:釣りの町とか、廻ってへんの?

内山:釣りはしませんけどね。

中野:力仕事やったら、呼んでください。営業はしますよ。()

内山:店の名前はわかんないけど、自動販売機がドアになっている店、あるでしょ。

大枝:ああ。この間、初めて見てびっくりしたわ。

内山:スタンドバーになっているらしいんですよ。女の子三人でやっているんですけどね。

大枝:女の子、三人でやているの?ほな、行かなあかんな。あそこ、通路あるやん。自動販売機、ぐわぁーって動きよんねん。

中野:前からあるとこやないん?

大枝:いや、いや。今度できてん。

内山:看板にスタンディングバーって書いてて。何回行っても、どやって入るか、わからんで。

大枝:看板横に、取っ手がついているねんな。

内山:自動販売機を除けると中に、入れる。

司会:自動販売機は使えるんですか?

内山:いや、それは使えない。でかい自動販売機があるでしょ。取っ手がついてて、開けると入れる。

司会:それでも、入れない人いっぱいいるんやないかな?

大枝:入れへん。そういやなんか、ちっちゃい窓あるな。

内山:ええ、小さい窓あって、中でなんかやっているのはわかる。光が漏れてて、どこかは入れるやろなと、ぐるっと廻ってたら、一周廻った形になって。なんかしてたら、ふとした弾みに自動販売機が動いて、ああそうかって。あれは面白いですよね。

司会:へえぇ。では、中野さんは、お薦めのお店とかは?

中野:吹田でね。まあ、そこそこ、おいしいとこはあるけど。吹田で外食するんでね。ラーメン食うんやったら、あそことかね。

内山:日本中歩いてて、たこ焼き、25年研究してるとことか。感動したとこはあるんですけどね。

大枝:たこ焼きは、豊津のたこ焼きは、旨かったんですけどね。おばあちゃんがやっているとこ。

中野:郵便局の前の?

大枝:そう、郵便局の。

大枝:おばあちゃん、亡くなったからね。

内山:そうなんですか。

大枝:あそこは、うまかったんやけどな。

内山:そうやって歩き始めて、たこ焼きって、旨いもんやったんやてなて。小腹空いた時に、適当に食って。とにかく、安いしなってイメージしかなかったんで。 ま、あかんとこもあったけど。ここと、ここは、おいしいなって。本作りに関わるんで。1冊、凄いかかるんですよ。1,500万かかるんですよ。

司会:えっ!?

中野:1冊に?

内山:ええ、この本作るのにね。これは、全部で5万部ですがね(うどんの本を示す)1,500万かかるんでね。凄いですよ。

中野:売れへんかったら?

内山:もう、ぱぁーですね。

中野:時期逃したらあかんのやろね。

内山:ま、たまたま、映画公開とぶつかったんでね。著者が、映画もいうてねんけどというから、絶対そんなのええ話しですやん。絶対、間に合わさなあきまへんがなって。

司会:それから急いで?

内山:それから、映画の製作と、本の製作が競争のように。ものすごい、レッドヒートしながらね。

大枝:うどんが映画になるとは思えへんもんな…しかし。びっくりしたわ。

内山:讃岐を廻った、感動がね。

中野:(うどんの本を見ながら)これ、全部売れたら、儲かるね。1,500万部で、これ、1,000円やろ。

内山:定価で売っているわけやないから。本屋さんも、卸もとらなあかんでね。

 

 

私の宝物は、「…少年野球」。「…人との繋がり」。「…感動メール」。

なんや、みんな言うてくれるね。ええおっちゃんばかりやん。

ラストシーンは、じわっとくるで。ほんまにな。泣かすなよ。

 

司会:最後のテーマにそろそろ、入らして頂きます。最後のテーマは、“私の宝物”というテーマです。中野さんから。

 

 

中野:さっき、釣りが趣味や言うたけれども、釣りに行けてません。宝物と言えるかどうか、ちょっと疑問もあるんですが。少年野球。そこにいる子どもたちが、今のところ、宝物ですね。

 

 

少年野球の子たち。「休日のほとんどを、彼らと関わる使命感」と、中野さん。

 

司会:監督されてはるんですか?

中野:いや、監督とかは、別にいるんですけども。ま、練習とか、試合をお手伝いしているですよ。正月と盆以外は、土日祝日、全部ね。

内山:凄いですね。

中野:選手怒ったり、関わらなあかんからね。大事にしていることかな。使命感やね。言い方は難しいですけど。大切にしているもんですね。家族も大切ですよ。() メンバーも大切です。人と違うことといえば、そういうとこをね。今週もあって、青年部の会合以外は、参加させてもらいます。()

大枝:今からでも大丈夫ですから、皆さん、参加をよろしく!()

司会:内山さんは?

内山:宝物ねぇ。

中野:いっぱいあるんとちゃいますか?

 

 

人との繋がり。「日本中歩いて、本のネタになる人と会う」と、内山さん。

 

内山:ほとんど、仕事がらみの話ばかりになちゃってるんで良くないなと思うんですけどね。出版社って、つきあいが大変なんですよ。何が大変かてね。新人やと本の卸が取引をしてくれないんですよ。新参入が追いやられて。

大枝:卸っていうと?

内山:卸ってね、出版業界って、取次ぎ2社で、日本の本の75%押さえているんですよ。トーハンと日販(日本出版販売)でね。

大枝:そこやなかったら、書店に出ないんやね?

内山:そう、でないんですよ。

中野:自分で本屋してもあきまへんの?

大枝:あかん、自分で本屋しても、絶対普通の本屋さんには並べへん。

内山:ええ。

大枝:売ってもらおう思たら、そこの2つ通さないとあかんねん。

中野:すごいね。

大枝:閉鎖的やね。

内山:新入りがなかなか入れないんですよ。

中野:独禁法とか?

内山:ほんとは、そうなんでしょうね。ま、例外的なんでしょうか。もともと、僕は別の出版社でいてて。ま、会社を辞めてぶらぶらしてて、自分で本を作るのが一番楽しいなと。企画作って、最悪、どこぞの出版社通じて、本を出したらいいなと思って取次ぎに行ったら、ま、20年間こちらも、みんな付き合いはあるわけなんで、普通やとこう、出版社作りました。5年ぐらい構想練って本出しました。何千冊か本ありますわ。これで大丈夫ですねとなり、卸の取引が始まるんですが。僕の場合は、本なにもまだ作ってないんで。作ろうかなと思って行っただけなんで。それで、卸に行ったら、最初OKやいうてたのに、やってくれないんですよ。その時、大阪の本屋さんがね、署名を書いてくれたんですよ。コイツの出版社と卸し、取引せないかんでとね。その署名を持って行ったら、皆、ええよ、ええよと、凄い拍子抜けに卸の取引が次々できたんで。凄いなって。本屋さんとのお付き合いがね、あったんやなとね。

中野:自分で行って、これ置いてくれませんか?じゃ、あかんの?

内山:あのね…。

大枝:本屋さんだけやったらいける可能性あるやろ?

内山:ま、1軒づつやったらね。利益1500円くらいやとして、お願いに行って、集金に行ってたら、割りにあいませんよ。

中野:インターネットの本とかもあるやん。あんなんもやっているん?

内山:ええ、いま、やっていますよ。このうどんとかね、ベスト10入りしてますよ。各ジャンルに入ってね。

司会:へええぇ!

中野:内山さんが、これ、書いたわけやないん?

内山:ええ、著者と打ち合わせをして、イラストレーターさんは誰にする。カメラマンは誰にする。それを、編集をどういう風にする。と、いうように、これ作るのにも20人くらい携わっているんで。20人で打ち合わせをしながらね、取材して。

中野:どこどこの温泉の、温泉街のプロモーションビデオ作ったみたいな感じなん?

内山:ま、そういう言い方は、ちょっと違う感じしますけど。(笑)

中野:僕は、また自分で書いたんかなと思ってた。今度は、自分で本を書こうかなと思ってるん?

内山:そんなことしませんよ。

中野:せーへんの?

内山:やはり、それは、他人に書いてもらうのが楽しいんでね。いろいろな人に逢って、その人の趣味を聴いて、(ま、釣りとかね)。その人に学びたい人がおれば、そのファンが多ければ多いほどいい。それなら、本書きませんか?とね。いや、書かれへんねん。と言うたら、そやったら、こやったら本書けますよって。コレには、このネタをつけたらいいね。コレにはコレって、いいながら本にしていくんですよ。ま、人と会って、飲み明かすということですけどね。

他三人:やっぱり、趣味が仕事やわ。(笑)

中野:全国廻って?

内山:ええ、行ける範囲でね。

中野:ええなぁ。ま、博打みたいなもんやけどな。(笑)

内山:ええ、博打みたいなとこありますよ。

司会:楽しそうですよね。人との繋がりが、宝物?

内山:それでしょうね、一番ね。皆、そやと思いますよ。

司会:大枝さんは?

大枝:コレですわ。(ケータイを取り出して) メールですわ。

司会:あら、意外ですね。

大枝:意外ですか?実は、この間ね、会議所の事業、「ビバ・ベンチャー」っていう所に、発表してね。準グランプリを頂いたんですよ。

他三人:へえぇ!!

 

 

感動メール。「一生懸命している仕事を、家族に見せなあかん」と、大枝さん。

 

大枝:うちが企画しているものを発表するんやけれども…。もともと、子どもにね。親父が一生懸命働いているところを見せるのが、教育上いいと思った。私自身が、小さい頃、同じ家で親父のとこで育ちましたからね。今、別なってるでしょ。何とか、俺も一生懸命働いているんやぞと。夜中、飲んで帰って、ぐだぐだいうてるばかりとちゃうぞ!と。これを見せるのは、非常に大事だと思ったので。今、家と職場が別やったら、絶対見る機会ないでしょ。そこで、「ビバ・ベンチャー」は、自分がやっている仕事を発表する場やから、この発表する場に子どもを来さしたら、あ、お父さん、こんなことやってんねんやと。見せる、ええ機会やと思うて、家内がそれを思いつきましてね。家内と娘は来たんですが、あと、息子二人はサッカーの練習があって、これなかったの。

内山:なるほど。

大枝:ところがですね、終わった後に、息子からですね。これが来たわけですよ。このメールがね。(そのメールを見せる)

中野:ほんまに?(笑)

大枝:息子が打ったんよ。これが、うれしいです。『プレゼンお疲れさまでした。無事に終わったらしくて、良かったですね。残念ながら、2位みたいだったですけれど、これからも仕事頑張ってください。また、サッカーの道具や、服買ってくださいな。() とりあえず、お疲れ様でした。今度の来週の野球、楽しみにしています。』っていうのが、見てない息子から来たんですよね。それから、娘はですね。『優秀賞おめでとうございます。プレゼンは最優秀やったね。イヒ!』プレゼンは、俺のが良かったって、見ていた娘がいうとるわけやね。『わかりやすいし、適度に笑いもあって、聴きやすいし、良かったです。なかなか、面白い発表会やったから、行って良かったです。』て、娘からですよね。家内は、『完璧やった!カッコよかった!素敵やった!惚れ直した!』って、言うのが家内からです。

内山:ほほぉう()

中野:(しみじみ聴き入る)

司会:うわぁ〜()

大枝:だから、こういうのがあって、家族って繋がっているんやなって。また、明日から仕事頑張るぞと思えた。これが、宝物です。(ケータイを握り締め、胸に納める)

中野:感動するねぇ。しかし、ほんまかいな、それ()

司会:いつもメールのやり取りされているんですか?

大枝:いいや、そんなんないんやけどね。

司会:息子さんもね。いやぁ、ほんまに感動的。素敵ですね。

大枝:いや、今回何を言おうかなと思てたら、先週、たまたま、これがあったんでね。これ、ええわってね。()

他三人:(感激して、頷く。)

大枝:会議所が、ええ機会を与えて頂きまして。親父の仕事を見せる機会を与えて頂きまして、ありがとうございました。

中野:ええ話やな。

内山:素晴らしい。今、なかなか、ないですよ、今。

大枝:皆、そやから、自分の一生懸命している仕事を見せなあかん。

内山:ううむ。(頷く)

大枝:絶対、奥さんも、知らんと思うわ。給料振り込まれて来て、それ、やるだけやろ。給料、もう、持って帰れへんでしょ。ま、自分でやってはったら、別やけどね。

中野:うちは、事務所、連れて行ってるからね。

大枝:事務所知ってたら、事務所いてへんなとおもうだけで、そうでっしゃろ。苦労しているっていうか、そういうとこ見せるっていうかな。今の子等は、なんやら、仕事を経験する何やらパークってあるやん。あんなんやなくてね。実際、お父さんが一生懸命やっていることを、見せることの方がよっぽど、ええと思うわ。

中野:中学校かな、社会教育っていうて、企業の研修生みたいなことするやろ。あれ、自分の親父の会社行ったらええんやな。

大枝:そうや。

内山:来て欲しくないお父さんもいてると思うけどね。() なに、見とんやてね。いや、サラリーマンさんたちもいま、いっぱい辛い人たちもいてるでしょ。

中野:そういうとこ、見てもらうのが、ええんちゃうんかって言うとるの。

内山:なるほどね。

中野:これが、世の中やて見せなあかん。

内山:そういう本も作っているんでね。

司会:わぁ〜。

内山:社内を明るくせなあかん。お互い認め合わないと、罵倒し合う会社が、今、多いんでね。認め合いながら、お互い仲よく、そういう会社にせなあかんってね。僕は、まだ、嫁から仕事と認められてないんでね。今の稼ぎやと趣味の方に、寄りすぎているんでね。

中野:厳しい奥さんやな。()

司会:それでは、大枝さんのいい話を最後に。

中野:いい話やな。涙、出たわ。()

内山:ほんまやわ。

司会:短い間でしたけれど、これで対談、終わらせて頂きます。(全員拍手)